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暑くて涼しい高地が栽培エリア。

品種はアラビア、ロブスタ、リベリカ・・・数十種。
農家は品質向上のため2mくらいで成長を止めます。

日本でも父島や沖縄でも。

珈琲の栽培に適しているエリアは、ベルト地帯と呼ばれる赤道から南北20度ラインで、その多くは標高200〜300m、ときには標高2000〜2500mの高知で栽培されている。標高1500m以上の山の傾斜で作られたものが品質がよいと云われています。
珈琲はアカネ科常緑樹のコーヒー属の植物です。野生では8m以上も伸びます。農園は品質のため2mくらいを維持しています。
主は品種はアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の産原種と、これをベースにした数十品種があります。同じ品種でも気候、標高、土壌によってさまざまで、豆の風味や品質、特徴に微妙な影響を与えています。
実った果実は機械や手摘みで収穫されます。手摘みの方が豆としての品質は優れているように思えます。
もちろん、日本でも栽培されおり、沖縄や父島で採取することができます。東京でも珈琲豆が採れるんですね。


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ピーベリーは小さくコロッとした豆。

もともとは未成熟の豆の希少性から流通するように。

ピーベリーは珈琲の実のなかに一粒だけ入っている丸い種子のことを言いいます。
葉の先端や栄養が届きにくい箇所にできる傾向にあります。
ふつうは果実内にはふたつの種子が育つのですが、そのうちのひとつだけが育ったもので、
当然、ふつうの平豆とおなじ木に実り、成分も同じです。
収穫量の3~5%程度なため希少性の高い貴重なコーヒー豆ということになります。

では、味は?ということになります。
焙煎の時に火が通りやすく風味が安定しやすいといわれますが、
結局のところ焙煎技術が未熟であれば美味しさに限界があります。
よく焼いた豆をみると色にムラがあるのを見かけることがあります。
あれは火のまわりが均一ではないということです。

しっかりとした焙煎技術があれば、ピーベリーでも平豆でも美味しく焼けるということですね。

マラゴジッペはティピカ亜種からの突然変異。

発見された土地の名前がつけられてました。
農家は品質向上のため2mくらいで成長を止めます。

日本でも父島や沖縄でも。

ブラジル バイーア州のマラゴジッペ市で見つかったマラゴジッペ亜種。
もともとはエチオピア産の原種ティピカ亜種から突然変異で生まれた豆でした。
で、発見された地名がが品種名になったわけです。
樹高も葉や実も大きく、アラビカ種最大級の豆として知られています。
1980年代頃までは、日本でも「ジャイアンツビーンズ」という名前で販売されていました。
しかし樹高が高く収穫作業が手間なわりに収量が少ないため、やがて別の品種に取って代わられてしまいました。
昔からメキシコ、ニカラグア、コロンビアが、マラゴジッペの産地として有名でしたが、昨今では収穫量が激減し、市場への流通も少なくなっています。いわゆる希少品種というわけですね。

写真ではサイズが分かりずらいですが・・・

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